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800年以上の歴史を誇る「秋田 川連塗」

ふだんづかいの漆器として、永く親しまれてきた川連塗のはじまりは鎌倉時代、武具の装飾にさかのぼり、江戸時代には器が広くつくられるようになりました。1976年(昭和51年)には国の伝統的工芸品に指定され、現在では木地づくりから上塗りまでの一連をまかなうことができる、全国でも数少ない産地となっています。

「寿次郎」は明治初期に創業したのち、代々変わらず不易流行の漆の器をつくり続け、職人でもなく作家でもなく、ただの「つくり手」。自らをそのように定め、製造から販売にいたるまで一貫して関わっています。原材料のすべてに天然素材を用い、現在もすべての工程を手作業で行っておりますので、小さなお子さまも安心してお使いいただけます。

川連塗の美しさを代表する技法は「花塗り」。
上塗り後、磨かずに仕上げ、漆本来のなめらかでしっとりとした肌に仕上げます。

お手入れはごくふつうに優しく扱っていただければ結構です。長く使ううちに、割れ、欠け、剥げなどが生じた場合でも、新品と同じ状態にお直しすることが可能です。

天然木を加工しているため、使用方法によっては多少の歪みなどが生じるおそれがありますが、五年、一〇年と、ふつうに優しく使ううちに、成長とも言える色と艶、その経年変化をお楽しみいただけたら、つくり手として嬉しく思います。


秋田 川連塗 寿次郎
佐藤 幸一 / 佐藤史幸

〒012-0105 秋田県湯沢市川連町字大舘下山王119-3
Tel 0183-42-3576
E-mail info@jujiro.jp

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